ボトックスによる腋窩（ワキの下）・掌蹠（手の平、足の裏）の多汗症および腋臭（ワキガ）の改善 （ボトックスについて） ボトックス治療とは、Ａ型ボツリヌス菌由来の筋弛緩作用のある有効成分であるボトックスｨを治療部位に注射する治療法です。ボトックスｨは1997年より眼瞼ケイレンの治療薬として厚生労働省の認可を受けている安全性の高い薬剤です。 ボトックスｨは注入により汗腺であるアポクリン，エクリン腺の両者を支配するコリン作動性神経の働きを阻害することで発汗を抑制し、多汗症および腋臭（ワキガ）の改善にも高い効果を認めます。
【治療方法】
汗の多い部位への注入により治療を行います。治療時間は10〜20分で終了します。非常に細い針での注射のため痛みはほとんどありませんので麻酔は不要ですが必要に応じて麻酔テープを使用することがあります。効果発現に3〜7日ほどかかります。効果の少ない場合は1〜2週間後にもう一度注入します。個人差はありますが、効果はおよそ6ヶ月持続します。注入後において、生活上の制約は全くありません．
- 妊娠または妊娠の可能性のある方。授乳中の方。
- アナフィラキシーショックの既往の方。（以前にショック症状を起こしたことがある方や麻酔でアレルギー反応のある方、薬剤アレルギーのある方、膠原病などの自己免疫疾患のある方は注入できませんので申し出て下さい。）
- 本剤の成分に過敏症のある方。
- 筋無力症候群の方。
- 以前にボツリヌス菌が原因と思われる食中毒に罹ったことのある方。
- 神経筋ブロックを来たす可能性のある筋弛緩薬およびアミノグリコシド系抗生物質を使用中の方。 （注入を受けた女性の方は念のため避妊を3ヶ月ほどしてください。）
東京都江戸川区西小岩1-26-7 TEL＆FAX：03-5668-1212
***JR総武線小岩駅北口から徒歩2分***
